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TITLE: チークとステンレスホットバイブレーションの組み合わせ ペニンシュラキッチン

CATEGORY: KITCHEN, ペニンシュラキッチン
DATE: 2024.3

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東京都世田谷区にチークのペニンシュラキッチンと背面収納棚を納品させていただきました。
天板は5mm厚のステンレスのホットバイブレーション仕上げです。
W2600*D950*H870
レンジフード:渡辺製作所 WPS-S90CDHMS L-EK ステンレス
ガスコンロ:HaRman ネロ DC3020SPSEL
食洗機:BOSCH SPI6ZDS006
混合水栓:hansgrohe HGM13806T
 
チークとステンレスホットバイブレーションの組み合わせは弊社で非常に人気のある組み合わせです。
チーク材は赤みを帯びた暗い色味で木目も濃く存在感のある樹種で、北欧の高級なアンティーク家具や今流行りのミッドセンチュリー家具にもよく使用されています。
 

 
弊社では世界三大銘木のひとつであるミャンマーチークを使用しています。
ここでミャンマーチークの特徴を少しだけご紹介します。
 
チーク材で広く知られているものでは、インドネシアチークとミャンマーチークの2種類があります。
インドネシアチークは植林されているため成長が早く、色味も明るいものが多いチーク材ですが、ミャンマーチークは天然木のため成長に100年を必要とする場合があります。また、色味は茶褐色でインドネシアチークよりも落ち着いた印象になります。
 

 
そしてミャンマーチークは環境保全のため伐採量を減らしており、希少価値が高い樹種と言えます。
そのため価格は他のチーク材よりも高い水準で取引されていますが、弊社では天然木を使用した突板を採用しているため、オークやウォールナット、ブラックチェリーなどの樹種と同一価格でのご提供を実現しております。
 
岐阜・東京の各ショールームにチーク材のキッチンを展示しておりますのでお近くの方はぜひご見学にいらしてください!
 

 
 
そして、キッチンのワークトップは5mm厚のステンレスのホットバイブレーション仕上げを採用しております。
 

 
ステンレスと聞くと、レストランの厨房にあるような反射のするものを想像する方が多いと思いますが、
弊社で採用するステンレスの多くはバイブレーション仕上げといった、ややマットな質感のステンレスです。
弧を描いたような不規則な研磨模様を施すことで光の反射を柔らかく抑え傷も目立ちにくいため、キッチンのワークトップとしては非常に適した素材です。
 
そのバイブレーション仕上げよりも、さらにマットな仕上がりになるホットバイブレーション仕上げは、
溶鉱炉から出た後に自然冷却した無垢材のためひとつひとつに表情が現れます。

こちらは一度も研磨加工を施していないため、非常に硬いステンレスです。
また、表面に小さな凹凸があり、傷が連続していないので目立ちにくく、指紋や汚れも付きにくい素材です。
(参考:松岡製作所 ステンレスカウンター マツオカからのおススメ)
 

 
5mm厚のステンレスのワークトップは離れて見ると、まるで石のような質感で、重厚感を出しつつ線が目立ちスタイリッシュです。
もちろんチーク以外のオークやブラックチェリーなどの木材でも相性は良いですが、
マットなステンレスの質感と温かく高級感のあるチーク材は異素材ながらも相性が良く、洗練された印象になります。
 

 
こちらのおうちでは家具をチーク材の色味にそろえているためキッチンもその色味に合わせて選び「家具のようなキッチン」を再現した素敵なおうちになりました。

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