世界文化社発行「家庭画報 4月号」に掲載していただきました。
特集:キッチンは「インテリア」の時代へ
家具工房が手がけた
ダイニングと一体のフルオーダーキッチン
こだわりポイントもいくつか掲載。
現在発売中ということなので、書店で見かけたら手に取ってみてください。
建築設計:GA設計事務所
施工:井上工務店
オーダーキッチン製作:F-FURNITURE藤岡木工所
2019.3.1 | NEWS
2019.2.26 | NEWS
2019.2.2 | MORTEX
おすこもーモールテックス講習会前回の記事はこちらからご覧になれます。
今回が最終回。
MORTEXモールテックスのトップコート編です。
モールテックスはとても手入れがしやすいとか、風合いが良いなど聞きますよね。
それは特徴のあるトップコートが6種類もあるからなのです!
ご紹介します。
まずは上段右
こちらは一回塗りで、メンテナンスフリーなトップコートです。ウレタン塗装の様なツヤのある濡れ色。テーブルトップコートなどにおすすめ。屋内のみ使用可(つや消しもあり)
続いて上段中央
二液性水性のニスです。ツヤあり、ツヤ消し、ツヤ無しの3種類があります。塗った直後は濡れ色ですが、乾くとモールテックスそのものの色に。こちらも撥水性が良く、キッチンなどの水回りに良いそう。
わずかに濡れ色。
では、上段左
屋外で使用しても紫外線によって黄変せず、天候の変化によって影響を受けない高性能素材を主成分とする。※メーカーサイトより
4~6回塗ると良いそうです。唯一屋外で使用可。
ちなみに弊社トナリノオカにあるアウトドアキッチンはこのレペルオイル仕上げ。しっかり雨を弾きます!
、、、ここまで3種類についてお話ししましたが、お気づきになった方もいらっしゃるのでは?
そうです、これら6種類同じモールテックスに塗っているのです。
トップコートの違いで、雰囲気が全く変わります。
そこがモールテックスの魅力ではないかと思います!
では次は下段右
天然石鹸を作るためのオイルに疎水材を添加した保護材。
屋内のみで使用可。
いわゆる北欧家具によく見られるソープフィニッシュ。
何度も塗りこむことで、濡れ色にならず風合いがそのまま残ります。
下段中央
天然植物オイル。濡れ色になり、油汚れに強い。
1番家具用オイルに近い印象。こまめに塗ることで、愛着もわき「モールテックスを育てている」といった感じ。石原社長曰く、最もモールテックスらしさが出るとのこと。
見た目はポリタンに近いが、感触は柔らかな印象。
下段左
全てのトップコートの保護剤。本来は直接塗りませんが、今回はサンプルとして塗りました。
3回わたりモールテックス講習会のレポートを読んでいただきありがとうございました。
私たちF-FURNITURE では新たな素材を使い、チャレンジしていきます。モールテックスもその1つ。これからもどんどんチャレンジしていきます!
2019.1.30 | MORTEX
続きの記事を読んでいただき、ありがとうございます。
これはモールテックスに入れる顔料です。
天然鉱石をしているため、配合は色によって違うのです。
これもモールテックスが基本講習を受講しないと施工ができない理由なのです。こちらも電子測りで正確に。
配合方法など詳細は割愛させていただきます、、、。
石原社長がお手本。流石の手さばき。
簡単そうにモールテックスを塗っていきますが、私たちでは簡単にはいきません!
「綺麗に塗りすぎると、モールテックスの良さが出ないから、気にしないで!」
とのお言葉にひと安心。
ある程度ラフに塗ることで、モールテックスの質感が生まれるんですね。
モールテックスは1ミリ厚を2回に分けて塗ります。
一層目(テクニカルレイヤーと言います)塗り、乾燥させてから二層目を塗る。
当日は時間の都合上、テクニカルレイヤーが乾燥したものに二層目を塗りました。
次は仕上げのトップコート塗りへ、、、。
今回もお読みいただきありがとうございました。
続きはまた後日。
次回はトップコートについて書きます。
よろしくお願いします!
2019.1.29 | MORTEX
1/26(土)モールテックス講習会を開催しました。
募集開始2日で募集終了してしまうほどの人気のある講習会です。
当日は愛知県豊明市よりモールテックス国内正規販売店の毛受建材様、講師は全国的に活躍しているモールテックス界の重鎮名古屋より「株式会社石原左官」の石原社長を招き開催しました!
前回から基本講習のカリキュラムが変わり、より実践的な講習になったとのこと。
石原社長より、モールテックスが生まれた背景や、本国ベルギーでの事例を交えながら、座学はそこそこで終了。
石原社長「じゃあ、話はここまでにして、早速はじめましょう!」
とにかくモールテックスに触れて、体感することが目的なので作業に取り掛かります。
まずはMDFを使い、下地処理の工程へ。
吸水性のある下地材にはレジデュールを塗布。非吸水性の下地材にはレジパクトを塗布。
作業しながら、やり方や特性、注意点を学ぶ。
時間の都合上、次の工程は下地が乾いたものを使います。
ここからがモールテックス施工が講習を受けないとできない理由です。
モールテックスを施工するには、決められた配合量でやらなければなりません。
写真にあるように、電子測りで正確に測ります。ここには職人の勘は通用しません。
正しい手順で施工する。モールテックスはそこが鉄則です。
顔料配合ももちろん正確に測ります。
ダマにならないようにしっかり混ぜていきます。
ここも必ず測った分をしっかり混ぜる。
今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました!
次回は近日アップ予定です!
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